観光地の中には、リニューアルオープンや社会情勢の変化と共に、改名をしなければならない事情になってしまうことがあります。
特に古くからある観光地は、人口が少なくなったりなどの理由で合成地名になり、運営管理している団体も変更される事例が多々あります。
そんな事例の中でも日本昭和村は有名で、閉鎖したとの噂が飛び交うまでの事態に発展しています。
そこで、この記事では日本昭和村が閉鎖したとの噂が真実かどうかについて触れています。
日本昭和村の閉鎖理由について!
テレ東「ガイアの夜明け」昭和レトロで復活を目指す西武園ゆうえんち。そういえば、昭和レトロといえば、岐阜県美濃加茂市に作られた「日本昭和村」は開園15年で閉鎖に追い込まれた。しかし、昭和レトロはカネになると思う。西武園ゆうえんちには頑張って欲しい。 #ガイアの夜明け #tvtokyo
— 広瀬 隆之 (@kouryudo) May 28, 2021
日本昭和村はぎふ清流里山公園に改名していますが、2024年8月現在は閉鎖はされていません。
改名されたのは施設のリニューアルが大きな理由です。
リニューアル後は、既存の施設を活かしつつも以下の様なアトラクションや休憩施設が運営されています。
- 道の駅みのかも おんさい館
- 里山の湯
- 青空市場
- 岐阜県特産品専門店道草庵
- 染色・機織り・和紙クラフト&おみやげ屋「いろどり工房」
- 能楽堂
- 芝居小屋と映像館「昭和座」
- 農家レストランやまびこ
- 旧朝日村庁舎
- PANZA(パンザ)ぎふ清流里山公園
- 里山ふれあい牧場
- 里山ふれあい農園
- やまびこ学校
- 双六学校校舎
やまびこ学校や双六学校校舎は、日本昭和村以前の時代を感じられるように当時の施設をそのまま移設しています。
そのため、昭和の雰囲気を感じてみたい人にもおすすめの観光地です。
日本昭和村の閉鎖の経緯は?
日本昭和村が閉鎖したのは、時代錯誤と言われていた入場料の設定が大きな理由と言われています。
2003年開園当初は、入園料の他に入湯料など各施設を利用するためのお金が必要でした。
しかし、目新しい施設があまりないのに入園料ばかりかかると一部では囁かれていました。
そのため、ローカルな人気はありますが、全国的な知名度のある観光地と断言することはできず、開園後すぐに利用者が低迷してしまいます。
そこで、リニューアル後は入園料を無料にし、入湯料や食事料金のみかかる料金プランに変更しています。
また、名誉村長として芸能人の中村玉緒を迎えており、毎年多くの利用者が見込まれるようになりました。
日本昭和村の現在は温泉や道の駅?
日本昭和村はぎふ清流里山公園に改名後も里山の湯という銭湯を運営しています。
開園直後から好評の銭湯でしたが、リニューアルで浴場が綺麗になったことで、さらに人気施設として有名になりました。
ちなみに2024年8月現在は、以下のお風呂に加えてサウナ施設も利用可能です。
- 露天風呂
- 壺湯
- 替り湯
- 寝湯
全て温泉ではありませんが、湯舟の形や設置場所を工夫することで、リラックスできる姿勢でお風呂に入りながら岐阜県の豊かな景色を楽しむことができます。
なお、入湯料は以下のようになっています。
- 中学生以上の大人:平日620円/土日祝日720円
- 子供:全日310円
ただし、入口に設置されている足湯は誰でも無料で利用可能です。
里山の湯と同じくらい有名なのが、ぎふ清流里山公園に隣接しているみのかもという道の駅です。
どぶろくや岐阜和紅茶は全てみのかもでしか購入できない限定商品で、特性茶葉など岐阜県ならではの拘りの材料が使われています。
もし15人以上の団体でぎふ清流里山公園に行く予定の人には、団体客専用の農家レストランやまびこの利用を検討してみましょう。
営業時間が午前11時から午後2までの限定オープンですが、特性のプレートランチや焼肉重定食が食べられます。
手ごろな価格でしゃぶしゃぶや飛騨牛のローストビーフも追加できるので、参加者の好みに合わせやすい利点があります。
詳細なメニューは以下のリストをご覧ください。
- 里山プレートランチ:1600円
- 飛騨牛焼肉重定食:1800円
- お子さまカレー:800円
この他にも里山ランチプレートと飛騨牛焼肉重定食は、以下のオプションメニューを追加できます。
- 鶏ちゃん焼き:プラス500円
- 美濃建豚ロース冷しゃぶしゃぶ:プラス500円
- 飛騨牛ローストビーフ:プラス1300円
日本昭和村の口コミや評判について
ケ゛言迷、ぎふ清流里山公園ともコラボしませんか…?旧名:日本昭和村って言うんですけど……こういうの無料で見れるところなんですけど… pic.twitter.com/71M4Cbr6yL
— 凪原@村から出れない (@nagihara_0523) September 10, 2024
美濃加茂市にある、昭和30年代をイメージして作られた ぎふ清流里山公園に行ってきました(^-^)/
日本昭和村から、平成30年に今の名前になり入場料が無料になりました(^_^)v pic.twitter.com/7w6ZsgGybV
— 田中幸男 (@Y12191219) September 4, 2024
ぎふ清流里山公園の主な利用客は家族連れなので、休日になると駐車場が満車になるほど混んでいるとの口コミがありました。
また、施設の利用は農家レストラン以外予約することができないので、銭湯などの施設を利用するときは事前に混雑状況を確認したほうがいいでしょう。
ちなみに駐車場は障害者用を含め合計150台近くしかないため、満車の場合は美濃加茂ICと併設されている美濃加茂サービスエリアから入園する方法をおすすめします。
まとめ
改めて、日本昭和村は、改名して2024年8月現在はぎふ清流里山公園として運営されています。
施設全体がリニューアルしていて、銭湯や道の駅もすごく綺麗になっているため、前の日本昭和村しか知らない人はぜひもう一度行ってみてください。
ただし、休日は家族連れで混雑するので、美濃加茂サービスエリアから入園するなどして、駐車場の混雑に巻き込まれないようにすることをおすすめします。
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