こんにちは、MIWAKOです♪
ガムを良く買っている人の中で、最近板ガムを見かけなくなったとは思いませんか?
実は板ガムは消費者の趣向の違いや企業の思惑などが影響して、市場から徐々に無くなっているんです。
なので、この記事では板ガムがなぜ無くなっていくのかその理由や経緯についても板ガムの歴史を交えて紹介しています。
果たして板ガム業界で今何がおこっているのでしょうか?
気になる板ガムの現状について詳しく調査してみました。
板ガムがなくなった理由や経緯は?
板ガムが無くなってきている理由は、板ガムが女性からの人気を得ていないからです。
板ガムは仕様上口を大きく開けて食べる必要があり、女性は口を大きく開ける行為を嫌う傾向にあります。
そのため、女性は板ガムよりも粒ガムを購入する傾向が強いようです。
特に女性は口臭などのエチケット目的でガムを噛む人も多く、それならばと口を開かずに食べられる粒ガムに人気が集まり、それに応えるように企業も粒ガムを多く販売するようになりました。
板ガムの歴史や種類は?
板ガムの由来は、アメリカの先住民が樹液の塊を噛んでいた習慣があることに起因しています。
遺跡から発掘された人骨には、歯の裏にカバノキのヤニが付着していたことから、先住民はガムの原型と思われるものを日常的に食していたのではないかと言われています。
そこからガムという商品に進化を遂げたのは1860年です。
当時のメキシコ軍人のサンタ・アナ将軍が、偶然チクルという物質に歯を白くする硬貨があるのを発見し、それを飴状にして売り出したらしいです。
それに興味を示したサンタ・アナ将軍の側近が、甘味料を加えることで味をつけて販売したのが現在のガムの原型と言われています。
さらに1869年には甘味料に加えて香料も調節されたガムがジョン・コルガンの手によって発売されました。
その後1900年代になると、アメリカにはガムの自動販売機が設置されるようになり、ガムの普及率が一気に高くなります。
そして日本にガムが伝わったのは1916年のことで、昭和3年になると日本国内でもガムの生産販売をするようになったそうです。
1991年になると日本ではガムに関するガイドラインが追加され、国に承認される形で販売されるようになり、現在に至ります。
風船ガムの歴史とは
日本で初めて発売された風船ガムは、1979年のモンデリーズジャパンのバブリシャスです。
残念ながら2016年には販売終了になっていますが、風船ガム人気の火つけ役になったことは確かで、その後はロッテや丸川製菓などが人気を引き継ぐように風船ガムを発売しています。
また、ロッテに限っては2024年7月に大きく膨らむ風船ガムを発売しています。
歯磨きガムの歴史とは
日本で初めての歯磨きガムは、G・U・Mという商品でサンスターから発売されています。
その後ライオンがシステマという歯磨きガムを1993年に発売しており、共に2024年現在も歯磨きガムの人気を支えています。
板ガムの口コミ評判は?
板ガムは粒ガムよりもガムの食感を構成している成分を多めに配合できる都合上、粒ガムよりも歯ごたえを口コミで評価している人が多数いるようです。
粒ガムは噛んでいるとすぐに小さくなって歯ごたえが無くなってしまいますが、板ガムは長時間食感を楽しめる上に、噛んで小さくなってもフワフワとした歯ごたえを感じられます。
特に粒ガムは外をコーティングしている薄い飴の部分を美味しいと感じている人が多く、その後は惰性で噛んでいる人が多いようです。
反対に板ガムは最初から最後まで食感がそんなに変わらないので、噛んでいて飽きないと口コミでは評価されています。
なお、2024年現在の板ガムシェアは主に高年齢層の人が支えているようで、若年層になるほど粒ガムのほうが人気のようです。
板ガムの再販や売り出した会社は?
再販売されている板ガムの中で最も有名なのは、ロッテから1972年に発売されていた香水ガムです。
一世を風靡しましたが、その後売上不振により販売停止しています。
しかし、昨今の健康志向の高まりを受けて、2024年8月に復活販売しています。
松島屋、レジ前に、板ガム『イブ』が、仲間入りしました❣️
かつて、香水ガムとして人気を博した『イブ』が、復活したようです🍀キンモクセイの香りをベースに、ローズ、ジャスミンを加えた華やかな香りが広がる、懐かしい味わいをお楽しみください😊✨
レトロな雰囲気のパッケージも、素敵です🤗❣️ pic.twitter.com/kQGyDTwF6X
— 松島屋 (@matsushimaya16) November 19, 2024
懐かしい板ガム売ってた~
ロッテのクイッククエンチガム😁 pic.twitter.com/IRicSIGpSf— ゆーじ☆ (@0522Kikukina) November 19, 2024
キンモクセイの香りが楽しめるイブと強いレモンの香りがするクイッククエンチ-Cガムは、ロッテが思っている以上に売り上げが好調のようです。
さらにロッテは近年様々なガムを再販売しており、その中には発売当初異色を放っていたコーヒーガムやジューシーフレッシュガムも含まれています。
パッケージも当時のものを復元しているとのことなので、発売当初の思入れがある人は買ってみることをおすすめします。
まとめ
板ガムの歴史は1800年代から続いており、アメリカの先住民がその発祥を作り上げたと言われています。
作られた当初は味や香りも無かったようですが、様々な人が改良を施すことで、現代の板ガムのような味も香りも豊かなものに進化したようです。
また、健康志向の現代になってからは過去に販売停止になったガムが再注目されることも多く、ロッテでは過去に人気だった様々なガムを再販売しています。
特に香水ガムやコーヒーガムは注目度の高い商品なので、興味のある人はぜひ購入してみてくださいね。
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