スカイレストニュー室戸廃業理由は?場所や営業当時の写真についても

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さて、日本では今地方を中心に廃墟問題が深刻化しています。

というのも廃墟の中には1970年代に建てられたものも存在するため、耐震性が低くていつ倒壊してもおかしくないです。

特に運営開始後すぐに廃業してしまい不名誉な形で話題になっているスカイレストニュー室戸の存在は致命的なので、この記事では現在の状況や廃業理由について紹介しています。

高知県の室戸にここまで廃墟が増えてしまった理由についても紹介しているので、今高知県の室戸で何が起こっているのか気になる人はぜひご覧になってください。

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スカイレストニュー室戸廃業理由は?

スカイレストニュー室戸が廃業した理由は、レストランに必要な環境整備が圧倒的に足りていないからです。

まず廃業原因の筆頭と思われるのが、付近にある住宅街の少なさです。

スカイレストニュー室戸の存在した高知県室戸市室戸岬町6892には、近くにほとんど大型マンションなどが存在せず、レストランにくるようなお客さんの流入はほとんど期待できません。

調査する前はてっきり昔はスカイレストニュー室戸周辺に住宅街があるのかと思いましたが、どうやら高知県は昔から高知市以外の人口が極端に少なかったようです。

特に廃業直前だったスカイレストニュー室戸のあった高知県室戸市は、人口が3万人ほどしかいませんでした。

対して高知市は30万人以上いるので、スカイレストニュー室戸は建造する場所を間違えたといっても過言ではないでしょう。

加えて室戸市は2025年現在の人口が1万人を切っているので、仮にスカイレストニュー室戸が現在も運営していたとしても売上を好転させるのは困難だったと思われます。

さらに高知県は自然関連の観光名所は多いものの、遊園地などの年中楽しめるような観光名所がほとんどありません。

また、高知県ドルフィンパークは2012年から設立されたもので、スカイレストニュー室戸が運営された時期にはまだありませんでした。

そして当時の高知県の大きな問題とされたのが、災害による水辺の氾濫です。

スカイレストニュー室戸があった1972年から1978年は毎年のように高知県各地で台風による水害が発生し、観光地として安全性を維持できている状態ではありませんでした。

そんな状況が1950年代から既に続いており、高知県室戸市に上陸する台風は中心気圧が低いタイプが多く、より台風の被害が深刻化しています。

したがって、観光客が安定するわけもなく、観光客が比較的安定しだしたのは2003年からです。

最後に一番やっかいな原因とされているのが、1970年代に発生した大量の飲食店による顧客争奪戦です。

1970年代といえば外食大手のすかいらーくが誕生した年でもあり、様々な企業が外食産業に参入しています。

そんな中、高知県の都市部にはレストラン高知を始めとした今では老舗ともいわれている飲食店が顧客を独占し、対してスカイレストニュー室戸のある場所には全然顧客が来ないといった事態になっていたようです。

これではスカイレストニュー室戸が廃業してしまうのも仕方ないですよね。

スカイレストニュー室戸の場所は

スカイレストニュー室戸が廃業したのは、建設された場所にも問題がありました。

飲食店は、通常県外からの客の流入を期待して電車などの移動機関の近くに建設するものですが、スカイレストニュー室戸の付近にはそれがほとんどありません。

スカイレストニュー室戸に隣接している国道55号線も一部の時間帯では車が混雑するものの、多くの時間帯の混雑度はそれほど高くないです。

つまり、車の通行量がすくないことで客の流入がほとんど期待できないのです。

ちなみに以下のリンク先の表は国土交通省が各道路の混雑度を調べたもので、ご覧のように国道55線の室戸市を通っている区間だけ交通量の混雑度が少ないことが分かります。

https://www.skr.mlit.go.jp/nakamura/ir/sir/data/kotu/kochi/ko55.html

出典元:四国地方整備局

また、スカイレストニュー室戸付近には駅もないので、電車でちょっと立ち寄って利用することもできません。

ではどこに出店するのが良かったのかというと、高知県室戸市には出店しないという判断をするのが正しいと思います。

というのも、高知県は2025年3月になるまでセブンイレブンがない地域として有名で、大手飲食店業界も敬遠するほどの地域でした。

それが2025年になってやっと、イオンモール内にバーガーキングが来たり、南国市に松屋が来たりしているので、飲食店のプロから見てもスカイレストニュー室戸付近への出店は厳しいと判断されているのでしょう。

なお、2025年現在までに高知県室戸市内には大手飲食店は1店舗も存在せず、国道55号線沿いに個人運営の飲食店があるのみです。

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スカイレストニュー室戸営業当時に写真は

スカイレストニュー室戸営業当時の写真は残っていません。

理由はスカイレストニュー室戸が運営していた1970年代はインターネットによるお店の公式WEBサイト運営が普及していなかったからです。

そのため、Googleなどのマップアプリを提供している企業でも昔の写真が残っている事例は少なく、1970年代はまだフィルムカメラがやっと普及していた時代で、デジタルカメラがありませんでした。

当然デジタルデータとして残っている写真がないため、インターネット上でスカイレストニュー室戸営業当時の写真を見つけるのはかなり困難でしょう。

スカイレストニュー室戸の社長の現在は

調査の結果スカイレストニュー室戸の社長の名前は分かりませんでした。

現在の所有者から当時の社長を調べることもできなかったので、管理者不在のまま建築物のみが残っているものと思われます。

ただ、1つ分かるのは1970年代に社長だったということは、当時で30歳から40歳くらいの年齢と予想されます。

そのため、現在ご存命だったとしても70歳以上のご高齢な方だと思うので、既に仕事の一線から退いている可能性が高いです。

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まとめ

改めてスカイレストニュー室戸は飲食店に必要な環境が不足しすぎていたために、出店後6年で廃業しています。

しかし、スカイレストニュー室戸の存在した場所は、2025年現在でもあまりお店がなく、栄えているわけではないので、仮に今出店したとしても同じ結果になったと思います。

それでも当時の社長が高知県に出店したのは、人口が微妙に増え続けていたことや、世間で外食産業出店が流行していたことが大きな原因だったのでしょう、

せめてもう少し人口の多い高知市内に近い位置に出店できていれば、まだ利用者の流入も期待できたのですが、今のように観光地としてドルフィンパークがあるだけでは、経営が好転するのは難しいでしょうね。

それでは最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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