こんにちは、MIWAKOです♪
みなさんは、何年かぶりに宿泊してみようと思って調べてみたら、閉鎖していたなんて経験はないでしょうか。
宿泊施設を含めた観光地の中には、様々な理由で閉鎖後も話題になっているものがあります。
特にこの記事で紹介する西条グランドホテルは、宿泊施設の中でもかなり巨大な部類で、その上放置されてかなりの時間が経過しているため、ちょっと怖い噂もあります。
そこでこの記事では、西条グランドホテルにある様々な怖い話や閉鎖理由などの話を紹介しています。
閉鎖されたのが30年以上前なので、正確な情報がとれないものもありましたが、娯楽として面白いので、廃墟や古い建造物が好きな人はぜひ見て行ってくださいね。
西条グランドホテルの閉鎖理由や経緯
西条グランドホテルは、2008年に休業して以降2024年になっても建造物が残されていることから、資金不足が主な閉鎖理由と考えられています。
西条グランドホテルが建設された1975年から1980年は、日本国内で高度経済成長期が終わりを迎える時期で、経営戦略的にも難しい時期でした。
そんな中西条グランドホテルをオープンしたものの、日本の経済成長率も停滞や後退を繰り返していたため、継続的な観光客の確保が難しかったのでしょう。
さらに西暦2000年近くになると、日本国内は本格的に景気後退が顕著になり、2008年に西条グランドホテルは閉鎖されてしまいます。
しかし、ホテルなどの巨大建築物は、最大で1坪当たり90,000円前後の解体費用が必要とされるため、少なく見積もっても1,000万円以上の解体費用がかかります。
経営不振に陥っているホテルのオーナーがそんな大金を捻出できるとは思えないので、仕方なく放置することになってしまったのでしょう。
西条グランドホテルの場所は
西条グランドホテルは、広島県東広島市西条町下三永730番地で営業していた宿泊施設です。
このホテルが建設されたのは、建造物の耐震規制が改正される前のものなので、現在の安全基準を満たしていない建造物となっています。
そのため、行政も迷惑物件をそのまま放置しているわけではなく、再三に渡り取り壊しをオーナーに命じようとしていました。
しかし、取り壊しを命じようにもオーナーが失踪している上に、あくまでもホテルは休業扱いなので行政にも対応できずそのまま放置されています。
元は綺麗なホテルがある程度原型を維持したまま放置されているので、業務員や宿泊客の幽霊が出たなどの心霊現象の報告が確認されています。
このことは、オカルトや心霊現象を取り扱うまとめサイトなどでも取り上げられるようになり、そのことを確認しようと現地を見学しようとする人までいます。
ですが、先ほども言った通り耐震規制の安全基準を満たしていない上に、建造物の修繕も行っていないため、いつ建物が崩壊してもおかしくありません。
皆さんも軽はずみな気持ちで西条グランドホテルに近づかないようにしてください。
西条グランドホテルの現在の画像は?
西条グランドホテル跡。心霊スポットの廃墟として不法侵入者が絶えない。昨日通りがかった時も高校生くらいの男女数人が荒らしているのを見てしまった。この建物どうするんだろ。 pic.twitter.com/JCXoyrrz4B
— シーダー (@kusafiri0630) May 24, 2022
西条グランドホテルは、心霊スポットとしても有名なので、近年ではドローンで建造物を撮影した映像や写真などがインターネット上で公開されています。
ホテルの敷地内には、テニスコートやプールがあり、営業時にはレジャー施設としても話題になっていたようです。
また、ホテル近辺には大きなビルなども建っていないため、眺めの綺麗さも好評だったため、廃墟のままにしておくのはもったいないです。
西条グランドホテルの今後は
2024年現在、西条グランドホテルは営業開始やその後の土地の利用などを発表していないため、わかりません。
しかし、テニスコートやプールがあるので、建物を解体してスポーツレジャー施設を建設するなどの計画は十分あると思います。
また、付近には天然温泉があるため、もしかしたら西条グランドホテルの跡地にも温泉があるかもしれません。
ただし、周囲の住民や企業は既に西条グランドホテルに対して諦めを感じているようで、既に付近にはスポーツレジャー施設や飲食店などが並んでいます。
したがって、再び西条グランドホテルが営業を再開したとしても、人気を維持するのは難しいでしょう。
特に西条グランドホテルの立地は、ベッドタウンから少し離れており、スーパーを建設しようにも既存のお店から利用客を取れるかどうかは未知数です。
そこで個人的におすすめしたいのが、西条グランドホテルの跡地に工業用車両の中継地点を建設することです。
既に西条グランドホテルの周囲には数々の工業施設が並んでおり、資材の中継地点や駐車場などの需要はかなり高いことでしょう。
しかも、大きな住宅街からある程度離れていることで、騒音被害のトラブルに発展することも少ないと思います。
いずれにしても、西条グランドホテルのオーナーは今後の予定を発表しておらず、失踪しているため計画があるかどうかもわかりません。
建造物がさらに古くなって倒壊の危険性が出る前に、周辺住民のためにも修繕したり取り壊したりして早く安全を確保してあげてほしいですね。
まとめ
西条グランドホテルは、日本の高度経済成長期が終わる時期に建設されたため、オープン初期から難しい運営を迫られていました。
一時はそれらの苦難を乗り越え、2008年までは営業していましたが、オーナーによって休業が発表されました。
しかし、休業して以来古くなったホテルの修繕が行われず、2024年現在は迷惑物件や心霊スポットとしての噂まででるようになってしまいました。
今回調査した結果、オーナーの名前やどこの企業に所属しているかもわからなかったので、西条グランドホテルの将来はいまだ不透明なままです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す